40歳を過ぎた頃からどんどん体重が減らなくなって、もとい、増え始めて、色々体重が増えないように気をつけていたのに、45歳を過ぎると更年期に突入したこともあってか、ますます体重が右肩上がり!!
このままでは小太りどころか、デブ一直線!というかおばさん体型一直線!大好きな温泉巡りもちょっと躊躇してしまう体型。
本気で痩せたいんだけど、運動もなかなか続かないし、サプリは色々ありすぎてどれを飲んだらいいのかわからないし。
そこで漢方薬はどうなのか?更年期障害で痩せにくくなっていることもあるでしょうし、漢方成分がいろんなことに効いてくれると嬉しいなと思い、徹底的に調べてみます!
漢方で痩せるってことができるのね?更年期肥満がどうにかなると嬉しいわ
目次
更年期の体重増加が止まらない
更年期って一体いつ?
更年期とは、閉経前後の10年間の期間を更年期と呼びます。
多くの女性が50歳ごろに閉経を迎えるので、その前後5年ということで45歳くらいから55歳くらいが更年期に当たります。
閉経とは、1年間生理が来なかったら閉経と呼ぶそうで、過ぎてみないとわからないということですね。
なんとなく太りやすくなったな〜と思っても生理があっているうちは、それが更年期かなんかなんてよくわかりません。
更年期はなんで脂肪がつきやすいの?
45歳を過ぎたから、更年期に入っていると思って、太りやすくなった原因を更年期のせいにしてしまうのは簡単ですが、そもそも更年期はなぜ太りやすいのでしょう?
この年代になると女性ホルモンのエストロゲンの分泌が急激に減り始めます。
ホルモンバランスが崩れるので、体調にも精神的にも様々な変化が現れやすくなります。
個人差は大きいのですが、ほてり、のぼせ、発汗、冷え、肩こり、頭痛、動悸、めまい、イライラ、不眠など原因がよくわからない症状が多かれ少なかれ出て、日常に支障をきたすぐらいひどく出ると更年期障害として病院での治療が必要になってきます。
この精神的不安から女性を辞めてもいいかな〜という諦めが出てきたり、年齢的に基礎代謝が減って太りやすくなっている、ストレスにより過食になるなどが重なって産後以上に太りやすくなるのです。
更年期脂肪って何?
女性は、女性ホルモンエストロゲンが出ているうちは、内臓脂肪をためずに燃焼する働きがあったので、皮下脂肪はついても内臓脂肪がつきにくかったのですが、エストロゲンが減ると、内臓にも脂肪がつきやすくなり、今まで脂肪がつかなかったお腹周りがぽっこりと出るように太り始めます。
これが更年期脂肪です。更年期脂肪は内臓脂肪なので、比較的運動をすれば早く燃焼をして落ちやすい脂肪ではありますが、アラフィフ女性はなかなか運動をしないので、ぶくぶくと太ってくびれがなくなってきます。
更年期の体重増加は漢方でなんとかなる?
内臓脂肪と皮下脂肪がついて、どうにもこうにも痩せなくなった体。一番いいのはちゃんと運動をして、筋肉をつけて脂肪を燃焼させて痩せること。
しかしながら、代謝機能が落ちているので、ちょっとやそっと運動したくらいでは痩せない。
実は更年期とか関係なく痩せにくい体になっているので、代謝を上手にあげる「何か」がないのか?と思うのが本音。漢方の力でここはなんとかならないものでしょうか?
漢方のいいところ
漢方のいいところは、病気とされていない未病と呼ばれる、原因がわからない体の不調や症状の改善もできるところです。
西洋医学で出されるお薬は、特定の症状に対処する即効性のある薬で、根本治療ではないので、薬をやめればまた症状が現れたり、他の副作用が出たりしてしまうのですが、漢方薬はおだやかな作用で、体そのものを整えていくようなところがいいですね。
また漢方薬は一つだけの症状ではなく、複数の症状に効果があるところがいいところです。
飲む人の体格や年齢などに合わせて量や調合を変えるので、ぴったりと合えばよく効きますが、合わなければなかなかうまくいかない。ぴったり合うまで調整するのが少し難しいところですね。
更年期太りを改善するには?
漢方の世界では、体の不調は、水、血、気のバランスが崩れた状態だと見ます。
水、血、気全てがうまく回っていれば病気することなく体調の良い状態ですが、それが崩れると不調が出てきます。
順調に回っているかどうかは、食べているものがちゃんと代謝されて、体を回って、排泄まできちんと行われているかどうかをみます。
食べ過ぎていないか?バランスよく栄養素が取れているか?むくみはないか?血色は良いか?排尿や排便はちゃんとされているか?ということ。
太り過ぎている状態も、やはり体の中で渋滞が起こっている証拠なので、整えていく必要がありますね。
更年期太りには、水太りと脂肪太りがある
脂肪太りの場合は、がっちりとしていて、食べ過ぎずにちゃんと運動をすれば太りません。
食べ過ぎて、便秘がちな人には、「防風通聖散」という漢方薬が処方されます。
あまり食べないのに太ってしまう人は水太りタイプ。
水分代謝がうまく行われず体の中に水を溜め込みます。このタイプは冷え性があり、色白で血流も悪く、筋肉も少ない小太りタイプです。
このタイプの肥満には「防已黄耆湯」という漢方薬が使われます。
また更年期は、生理がなくなるので、血の流れも悪くなり一層ホルモンバランスが悪くなります。
それが自然の流れなので、無理やりホルモン治療はしないほうがよく、徐々にホルモンバランスが変わってきている体に自分を合わせていくほうが良いです。
停滞した血流をよくするには「桂枝茯苓丸」を使います。
外食が多く、生理不順や肩こりなどの症状がある人に向いています。
まとめ
更年期には、様々な不定愁訴が現れますが、そんな不快な症状も漢方薬で軽減します。
体重が減ることもそうですが、頭痛や肩こり、便秘、イライラ、のぼせなども一緒に軽減することができるのが漢方。
体に合うようにするには時間がかかることもありますが、体質自体を健康に変えていくことが目標なので、少し長い目で見て最低4週間は飲み続けて様子を見ましょう。
痩せることは、漢方だけに頼るのではなく、やはり食生活が一番。食べるものを気をつけて、適度な運動は続けましょう。
体の癖は治さないといけないんですね。私は水太りタイプだな。外食も多いし血液も汚れていそう。運動して筋肉をつけて冷え性は改善したいな。
【参考記事】女性は45歳から特に下半身が太りだす!更年期でも痩せる方法
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